運命の人はいるのか?
もしいるなら、どうやって出会えばいいのか?
この記事では、そういった疑問に答えよう。
「運命の人」などというと、根拠のないスピリチュアルな話だったり、占いの話になりがちだが、あくまで現実的な話をするので、だれでも参考になるだろう。
ぜひ最後まで読んでほしい。
運命の人は、自分で作る
結論から言おう。
運命の人がいるかどうかはわからない。
少なくともオレは、そんな根拠のない話は信じていない。
だが、運命に近い人は自分で作れる。
ある程度以上、相性の良い人と出会い、言うべきことは言い、聞くべきことは聞き、時間をかけて運命の人と呼んでもいいぐらい、すばらしい関係を作っていけばいいのだ。
順を追って説明しよう。
まずは出会いを増やし、相性の良い人を見つける
まずは、ある程度以上、相性の良い人を探さなければならない。
そのために、出会いを増やし、相性の良い人を見つけるのだ。
男女と言えど、普通の人間関係である。
友達のように、最初から合う、合わないがある。
ところが、普通の人間関係と異なるのは、そこに恋愛感情や打算のようなものが混じりやすいことだ。
「好きだから」「結婚したいから」というような理由で、合わない相手と付き合い続けようとしてしまうことが良くあるのだ。
具体例をあげよう。
あなたが時間をちゃんと守る人で、約束には必ず時間通りに行くし、友達もそういう人ばかりだとする。
ところが彼女はそうではない。
いつも時間には遅れてくる。
普通の友達なら、時間を守らない人とは付き合わないのに、あなたは彼女が好きだから、がんばって付き合い続けてしまう。
「きっと彼女も忙しいのだろう」「女性は時間通りには来ないものだ」などと思いこもうとしてね。
恋愛経験が少なければ少ないほど、そういうことが良くある。
しかし、多少なり慣れれば、そういうことはなくなる。
時間通りに来ない彼女と付き合い続けるのは大変だし、女性でも時間通りに来る人来ない人がいることがわかってくる。
徐々に、恋愛感情ではなく友達との付き合いように、冷静に付き合い続けられる相手か見極められるようになる。
別に何人もと付き合う必要はない。
出会いを増やし、異性と少し話したり、1、2回会ったりするだけで、自分が付き合うべき相手がわかるようになる。
そのようにして、まずはある程度以上、相性の良い人を見つけよう。
主張し合い、お互いが運命の人になっていく
付き合ったら、言うべきことは言い、聞くべきことを聞く。
そうして、お互いが「運命の人」になっていけばよい。
ある程度相性の良い人とはいえ、一人として同じ人間はいない。
すべてが合うことなどない。
だから、自分がどうしても我慢できないことは言って直してもらったり、逆に相手から言ってもらわなければいけない。
そのように調整しながら、運命の人と呼べるぐらい、仲良くなっていけばいい。
例えば、普段は言動に問題なくても、仕事が忙しいと機嫌が悪くなり、言い方がきつくなることがある相手だったとしよう。
そういうときには、言葉を選んで伝えよう。
「忙しいのはわかるけど、もう少し言い方を考えてほしい」ってね。
仕事が忙しいときはあまり話さないようにするのか、あるいは忙しくない会社に転職するか…
どのように解決するか二人で考え、行動するのだ。
お互いそのように主張し合うことで、元々それなりには相性が良い関係をもっと良くしていこう。
気づいたら「運命の人」と呼んでもおかしくないぐらい、相性がぴったりな相手になっているだろう。
運命の人なんていないからこそ、人生は面白い
今日の記事は、結局「運命の人はいない」という話である。
相性が良い人を探し、お互いが主張し合うことで、関係を良くしていこうという、きわめて現実的なことしか言っていない。
だが、だからこそオレは人生は面白いと思う。
運命の人はいない。
だが自分で作れる。
オレは結婚して早数年経ったが、最初から合うと思っていた奥さんと、日に日に関係が良くなっている。
もう親兄弟や親友より、仲が良くなっている。
自分の努力次第で、運命の人は作れるのだ。
自分で自分の人生を切り開けるのだ。
最初から決まった運命の人がいるより、そのほうがオレは面白いと思うのだが、みなさんはどうだろうか。